事業者にとって100%通るファクタリング会社があったらとても嬉しいですよね。
しかし、100%通るファクタリングは存在しません。
理由は単純で、ファクタリング業者は売掛債権をもとに売掛先の妥当性や信用を審査し、現金を振り込んでいるためです。
ファクタリング会社のリスクを考えれば、初めての利用で手数料が1〜5%ほどで済むのはまずありません。
そういったファクタリング会社は保証料や登記手数料、その他の費用と称して実際には負担していない費用も上乗せして請求されるケースがありますので手数料が極端に低く審査が通りやすすぎる会社は要注意です。
この記事では、個人事業主がファクタリング会社を選ぶ先に気をつけるべきポイントを説明していきます。
目次
個人事業主でもファクタリングを利用することができる
まず、そもそも個人事業主でファクタリングを利用できるのか?疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?
結論から申しますと、個人事業主がファクタリングを利用することは可能です!
利用者例:職人、1人親方、個人運送業者など
ファクタリング会社によっては法人限定、売掛債権の最低金額等が設定されている会社が多いため、依頼する際は前もって調べておきましょう!
弊社であれば、売掛金20万円から買取をしておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
個人事業主がファクタリングを使うメリット3選
個人事業主はクライアントの数が多く、入金タイミングが合わないことも多いので資金繰りで苦労することが少なくありません。
だからこそ、ファクタリングが有効に活用できるのです。
ここでは、個人事業主がファクタリングを利用するメリットについて説明していきます。
個人事業主がファクタリングを利用するメリット3選
メリット1:銀行融資やビジネスローンと比べ、審査が通りやすい
個人事業主がファクタリングを利用するメリット1つ目は「審査が通りやすい」点です。
資金調達方法として、銀行融資やノンバンクのビジネスローン、政策金融公庫からの融資などがありますが、これらは申込者の信用情報を元に融資するかどうかを判断します。
そのため、個人事業主は社会的信用度が低いため、審査に落ちやすい傾向に。
しかしファクタリングの場合、問われるのは売掛先の信用度です。
だから、個人事業主でも比較的簡単に資金調達ができるのです。
メリット2:個人の信用情報に傷がつかない
ファクタリングは融資ではないので、自分の信用情報に傷が付くことはありません。
また、銀行や政策金融公庫に融資を申し込み審査に通らなかった場合、その「融資の審査に通らなかった」という情報が信用情報に記載されてしまいます。
ファクタリングは審査も含め、そんな心配をしなくていいのも大きなメリットでしょう。
更に、保証人や担保も必要なく、支払計画を立てていれば税金や社会保険料を滞納していても利用することができます。
メリット3:資金繰りを安定させやすい
ファクタリングの特徴は資金調達までのスピードが速く、繰り返し利用できるという点です。
急な支払いやアクシデント等で現金が必要になった時、ファクタリングを活用して、現金化することで対応することが可能です。
また、現在支払いサイトの長さに悩んでいる個人事業主の方にとっては毎月の入金を早期化してもらうことが可能で、支払いサイクルの調整ができるため、資金繰りを安定させやすいこともファクタリングを活用するメリットの1つと言えます。
※最初に伝えた通り、ファクタリング会社の中には手数料の安さを売りに無理やり費用を請求してこようとする悪徳業者も存在しているため、しっかりと確認する必要があります。
個人事業主がファクタリングを利用する際のポイント3選
個人事業主の方が初めてファクタリングを利用する際にみるべきポイントを3つ紹介していきます。
ポイントを知っているか知らないかで大きな差が出てきますので、一緒に確認していきましょう。
ファクタリングを利用する際のポイント3選
ポイント1:個人事業主では利用できないファクタリング会社も存在する
自分に合ったファクタリング会社を選ぶには、まず個人事業主でも利用できるファクタリング会社を探す必要があります。
日本には100を超えるファクタリング会社がありますが、個人事業主が利用できるかどうかは会社の規定によって決まっています。
中には「個人事業主利用OK」となっていても、会社が定めた条件をクリアしなければ審査に通らないといった会社も存在するため、無駄な手間を省くためにあらかじめ確認しておきましょう!
ポイント2:売掛金が少額の場合、利用できない可能性がある
ファクタリング会社は最低買取額をそれぞれ定めているため、持っている売掛債権の金額に応じて会社を選ぶ必要があります。
ファクタリング会社は手数料によって利益を出しており、手数料は売掛債権が高額であればあるほど高くなります。
そのため、売掛金が安いとファクタリング会社探しに苦労するかもしれません。
売掛金額が安い場合、大手企業は対応してくれない場合もあるため、中小企業に依頼するのがオススメです。
ポイント3:ファクタリングの初回手数料は高い傾向にある
ファクタリングでは、手数料が差し引かれるため、利用者が受け取れる金額は売掛債権の額面よりも減ることになります。
手数料が高ければ利益を食われて赤字になる可能性も出てくるので、特に慎重に選びましょう。
また、ファクタリング会社の手数料は初回ほど高くなる傾向があります。手数料は「5~15パーセント」など幅を持たせて設定されていることが多く、初回はこの上限になる可能性が高くなります。
その後複数回利用し、スムーズな取引実績が重なっていけば手数料が下がりやすくなるので、手数料は下限と上限、双方に気を配るようにしましょう。
※2回目以降は手数料を割り引いてくれるケースも存在します。また、ファクタリング会社の乗り換えの場合、特に優遇してもらえるケースもあるため、乗り換えもオススメです。
まとめ:審査が100%通る会社は危険!
最初に申し上げた通り、100%ファクタリングの審査が通る会社は危険です。
悪徳な業者はあの手この手を使って巧みに費用を請求してきます。契約する際には必ず、手数料以外にかかる費用はあるのかどうか?等確認してから契約を結ぶようにしましょう。
手数料が極端に安いからといって契約すると酷い目に合う可能性もあります。
最低でも手数料として売掛金の10%前後はかかってくるものとしてファクタリング会社を探すのがオススメです。
弊社では、初めての方でも利用しやすいように、ファクタリングの流れや、経営者様の資金繰りに関するご相談に関しても無料でご説明させていただいております。
資金繰りに悩む経営者様はぜひお気軽にご相談ください。
業界10年以上経験のベテラン営業マンが対応させていただきます。