「自分の好きなファッションサイトを運営したい」「お客さんにもっと喜んで欲しい」でも資金は底をついてました。そんな長年の夢を何とか叶えるために、ファクタリングを利用したのです。初めての利用時には自分でも驚くほど緊張しました。新しい挑戦をするときには勇気が必要で、手が震えたのを今でも覚えています。ここでは私がファクタリングを利用した時のエピソードを紹介します。
目次
【利用するまでの経緯】
学生時代からファッションに興味があり、大人になってから韓国の通販でよく買い物をしていました。韓国ファッションサイトで可愛い洋服を見つけては買い、どんどんファッションにのめり込んで行ったのです。ついには韓国に直接出向くようになり、業者が利用する仕入れ市場のような場所にも定期的に通うようになります。大人っぽくて可愛い、日本には無いタイプの韓国ファッションにどハマリしたのです。自分で調達した洋服はSNSで紹介し、韓国ファッションの情報発信もしていました。凄く多い人数とは言わないまでも、何年も続けていたらそれなりにフォロワーが増えていきました。「その洋服どこで買ったの？」という質問も多く、同じものを着たいという声も徐々に増えてきました。始めは「〇〇の通販サイトで購入した」「韓国の仕入れ市場で買った」など個別に質問に答えていましたが、質問してくれる人も増えて個別に答えるのが困難になります。まとめて答えても良かったのですが、何となく誠実さに欠けるような気がして避けていました。そんな話しを知り合いにすると、そんなに韓国ファッションが好きなら自分で売ってみたらというアドバイス。まさか自分で売るなんてことを考えていなかったので、とても驚きました。でも、このチャンスを逃したら二度と出来ないと思い、挑戦してみたのです。
自分のファッションサイトは規模は小さいながら、リピーターと呼べる人は少しずつ増えていきました。ただ少ない資金でサービスを充実することは難しく、正直限界を感じていました。それなりの企業とも取り引きをして大きな仕事もありましたが、資金繰りにも困っていたのは事実です。サービスの拡充とお客さんにより良いアイテムを届けたいという思いから、思い切ってファクタリングを利用してみたのです。最初は銀行に資金調達を頼んでみようとも考えましたがあまり実績もなく、審査に時間が掛かることがネックでした。その点ファクタリングなら早めの資金調達が可能で、サービスを充実させるにもすぐに取りかかれます。もちろん不安もありましたが、意を決してファクタリングに申し込んだのです。
【申し込みから審査まで】
ファクタリングの知識はほとんど無かったのですが、とりあえず評判の良いサービスに申し込んでみました。そのときに保有していた売掛金は約130万円。少ない金額ながらもショップサイトの売り上げは順調でしたし、借金も無かったので簡単に審査は通過するだろうと考えていました。申し込みから少し経ったところでいきなりの連絡。どんな目的で資金調達をしたいのか、なぜ利用するのかなど聞かれました。担当者からは審査書類を送って欲しいということだったので、すぐに資料を集めて送りました。身分証明書や通帳のコピー、決算書や請求書などです。メールでそれらの画像を送ると、数時間後には審査結果が届きます。見事に審査落ちです。思っていたよりも審査基準は厳しめで、担当者からも他に売掛金は無いのかと言われました。これ以上出せる売掛金は無いと伝えると、残念ながら資金調達は無理との返答。諦めて次のサービスにチャレンジです。
こうなれば数撃ちゃ当たる精神で、4つのファクタリングに申し込むことにしました。いくつかのサービスに申し込むと2つのサービスから良い返事がありました。資金調達出来るという知らせです。同じ条件で申し込んでも結果が違ったので、やはりサービスによって審査の基準はそれぞれ異なるようです。一つ一つのサービスに申し込むと時間は掛かりますが、この方法なら審査が通過したものから利用するサービスを選べば良かったので非常に効率的です。いちいち申し込んでいたらいつになっても資金が集まらないところでした。審査に通過した2社のサービスを徹底的に調べ、安心してお金を借りられる会社に絞りました。売掛金のうち買い取ってくれたのが約100万円、振り込まれたのは約80万円です。
審査から契約までに何度もウェブサイトの経営状況や売り上げ、本当に売掛金は存在するのかとしつこいくらい聞かれました。やはり信頼出来ない相手にはお金は出せないので、何度も聞き取りをするのは仕方ないことなのかと感じました。もちろん要求されたことには精一杯対応し、必要書類もなるべく全て揃えるように心掛けました。
【一歩踏み出す勇気を】
自分の夢を叶えたい、もっとサービスを充実させたいと考え挑んだファクタリング。こんな便利なサービスがあるとは知りませんでした。最初は怪しいサービスなのではと疑っていた部分もありましたが、そんなことはありませんでした。良い会社と出会い、良いサービスをお客さんに提供出来たので大満足です。一歩踏み出す勇気の大切さを改めて感じました。
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