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会計用語の基礎知識:初心者でもわかる経理用語の解説と使い方

この記事では、初心者でもわかるように、会計用語の基礎知識を解説し、実際に使う方法について紹介します。

会計用語には、勘定科目や財務諸表、仕訳、損益計算書、貸借対照表などがありますが、これらを理解することは、ビジネスにおいて重要な役割を果たします。

本記事を通じて、会計用語について理解を深め、ビジネスでの経理業務の効率化に役立てましょう。

参考:財務省ー「国の財務書類」ガイドブック



会計用語とは何か?

会計用語とは、企業が財務状況を表現するために使用される用語のことです。

具体的には、資産、負債、純資産、収益、費用、利益などが含まれます。これらの用語は、会計処理や財務諸表の作成、税務申告など、企業が経済活動を行う上で欠かすことのできない重要な要素となっています。

会計用語の理解は、経理を担当する者だけでなく、経営陣やマネージャー、ビジネスオーナーなど、ビジネス上の意思決定を行う全ての人々にとって必要不可欠です。

例えば、収益が増加しているが、費用も増加している場合、利益が増えているのかどうかを判断するためには、収益や費用の意味を正確に理解することが必要です。

また、会計用語は法律や規制にも関わっています。

例えば、会計基準や税法に基づく会計処理を行う場合、正確な会計用語の使用が求められます。

さらに、投資家や株主、金融機関などの外部利害関係者も、企業の財務状況を把握するために、会計用語を理解しています。

したがって、会計用語の正確な理解は、企業のビジネス活動において非常に重要な役割を果たしています。

会計用語の種類

1. 勘定科目


勘定科目は、企業の経済活動を分類するために使用される用語のことで、会計帳簿に記録する際に必要となり、資産、負債、純資産、収益、費用の5つに大別されます。

【資産勘定科目】

現金や有価証券、債権、棚卸資産、不動産、設備などが含まれます。これらは、企業が所有する経済的な利益を生むものであり、将来的なキャッシュフローに影響を与える可能性があります。

【負債勘定科目】

借入金、未払金、税金、社員給与などが含まれます。これらは、企業が他者に対して負担している義務であり、将来的なキャッシュフローに影響を与える可能性があります。

【純資産勘定科目】

株主資本や利益剰余金などが含まれます。これらは、企業が所有する資産から負債を差し引いたものであり、企業の純資産を表します。

【収益勘定科目】

営業収益、金融収益、投資収益などが含まれます。これらは、企業がビジネス活動によって得た収入を表します。

【費用勘定科目】

営業費用、金融費用、税金費用、研究開発費用などが含まれます。これらは、企業がビジネス活動に関連して支払った費用を表します。

勘定科目は、企業の経済活動を記録するための基礎となります。正確な勘定科目を使用することで、企業の財務状況を正確に反映することができます。

2. 財務諸表


財務諸表とは、企業の財務状況を示す書類のことです。主に、損益計算書、貸借対照表の2つがあります。

企業の経営において欠かすことができない、非常に重要な書類であり、企業の財務状況を示す情報が詳細に記載されています。

経営者や株主、投資家、銀行など、様々な利害関係者が企業の財務状況を把握するために利用されます

損益計算書は、ある一定期間内において、企業が発生させた収益と費用の差額を示す書類で、売上高、売上原価、販売費及び一般管理費、営業利益、経常利益、税引前当期純利益、当期純利益などが記載されています。

一方、貸借対照表は、企業の資産、負債、純資産の状況を一定期間内において表したものであり、企業の経営方針や経営戦略の評価に役立ちます。

貸借対照表には、資産と負債と純資産が表示され、企業の所有する資産から負債を差し引いた純資産を示します。

財務諸表は、企業の財務状況を分析するために利用されます。

たとえば、損益計算書からは、企業の業績が良好であるかどうかや、経費の管理状況がどのようになっているかがわかります。

一方、貸借対照表からは、企業の資産と負債のバランスや、企業の経営方針や戦略が適切かどうかがわかります

そのため、企業は、企業の財務状況を正確に反映するためにも、財務諸表を作成する際には、会計基準や会計原則に従って正確に計算し、監査人による監査を受けることが求められます

3. 仕訳


仕訳とは、企業において発生した経済活動(取引)を記録するための基本的な書類であり、会計処理の基礎となるものです。

会計処理には、取引が発生した際に、それを会計帳簿に記録することが必要です。その際に用いられるのが、仕訳です。

仕訳は、借方と貸方の二つの項目に分けて記録します。

借方は、企業が資産を増やし、負債や純資産を減らすことを表し、貸方は、企業が資産を減らし、負債や純資産を増やすことを表します。

例えば、現金を入手した場合は、資産である現金が増えるため、現金を借方に、受け取った対価(商品やサービス)の対価として、売掛金を貸方に記録します。

また、会計帳簿に記載されるだけでなく、損益計算書や貸借対照表などの財務諸表を作成するためにも必要です

正確な仕訳が行われなければ、企業の財務状況を正確に把握することができず、会計監査などで問題が生じる可能性もあります。

そのため、正確かつ適切な仕訳を行うことが、企業経営において非常に重要であると言えます。

4. 損益計算書


前述したように、損益計算書は、企業が一定期間内に実際に行った取引から、その期間において得た収益と費用を集計している財務諸表の一つです。以下により詳しい内容を説明していきます。

損益計算書には、売上高、売上原価、販売費及び一般管理費、営業利益、経常利益、特別利益や損失、そして当期純利益などの項目が含まれます。

売上高は、企業が実際に商品やサービスを提供して得た収益を示します。

売上原価は、その収益を得るために必要となった原材料費や人件費、輸送費などの費用を示します。

販売費及び一般管理費は、営業に必要となる広告費や交通費、オフィス家賃などの費用を示します。

営業利益は、売上高から売上原価と販売費及び一般管理費を差し引いた額で、企業の営業活動によって得られた利益を示します。

経常利益は、営業利益に特別利益や損失を加えたもので、企業の経常的な利益を示します。

特別利益や損失は、例えば固定資産の売却益や廃棄損失、外貨為替差損益などの特別な事象による利益や損失を示します。

当期純利益は、経常利益に税金やその他の経費を差し引いた最終的な利益を示します。

損益計算書は、企業の利益状況を把握するための財務諸表の一つであり、経営判断や投資判断のための情報を提供します

そのため、企業の業績分析や将来の経営方針の策定に役立ちます。

5. 貸借対照表


貸借対照表は、企業の特定時点での資産、負債、純資産の状況を示す財務諸表の一つで、ある時点での企業の財務状況を把握することができます。こちらについてもより詳しく説明していきます。

貸借対照表は、「貸方=借方」の会計式に基づいて作成されます。

負債と純資産は貸方、資産は借方に記録されます。貸借対照表は、企業のバランスシートとも呼ばれます。

資産は企業が所有するもので、例えば不動産、機械、車両、現金などが含まれます。

一方、負債は企業が負っている債務で、例えばローンや借入金などが含まれます。

純資産は、企業の所有者の資本と利益を表し、企業の純資産総額は、資産総額と負債総額の差額となります。

そのため、貸借対照表は企業の財務状況を判断するために重要な指標となります。

特に、資産の構成や負債の状況を把握することで、企業の経営方針や戦略を理解することができます。

また、貸借対照表は、企業の健全性を判断する際の基礎となる指標であり、銀行などが融資の可否を判断する際にも利用されます。

勘定科目について

1. 勘定科目の役割


勘定科目とは、会計における各項目を分類したもので、それぞれに番号を割り当てることで会計の管理を容易にします。勘定科目には、資産、負債、純資産、収益、費用などがあります。勘定科目を正しく設定することで、会計の適正な処理や決算書の作成が行われます。

この章では勘定科目についての詳細を説明してきます。

2. 勘定科目の種類


資産


資産は、会社が所有している財産や権利を指します。

具体的には、現金や預金、債権、土地や建物、有価証券などが該当します。

これらの資産は、企業活動において必要なものであり、経営の基盤となるものです。

また、将来の経営において役立つものとされており、企業の価値を大きく左右する要因の一つとされています。

資産は、企業の経営状態を判断するための重要な指標の一つであり、財務諸表の貸借対照表に記載されます。

また、資産は、その性質に応じて流動資産と固定資産に分類されます。

流動資産とは、現金や預金、債権などのように、比較的短期間で現金化が可能な資産のことを指します。

一方、固定資産とは、土地や建物、有価証券などのように、長期間にわたって使用されることを前提とした資産のことを指します。

これらは、企業活動において重要な役割を果たしますが、一方でその管理には注意が必要です。

過剰な投資によって負債を増やしたり、不良債権の発生など、資産の不適切な管理によって企業にとって大きな損失が生じることがあります。

そのため、資産管理には慎重さが求められます。


負債


負債は、会社が現在所有している資産に対して、将来的に返済しなければならない義務を意味します。

つまり、負債が多いほど企業の財務状態が悪化する可能性があります。

企業は、負債を借り入れることで資金調達を行い、事業活動を拡大することができますが、返済能力を超えた借入れや返済計画の遅延は、企業にとってリスクとなります。

負債の種類や金額、返済期限などは、企業の信用力や資本の適正水準を評価する際に重要な指標となります。

また、負債は、経営者の責任で返済されなければならないため、資金調達にあたっては負債の割合に注意が必要です。

負債が多くなると、返済のための資金調達に追われ、事業計画の実行や成長戦略の展開に制約を受けることがあります。

したがって、適切な負債の管理が必要とされています。


純資産


純資産は、企業の実質的な所有権を表す重要な指標のひとつです。

純資産が多いほど企業の経営が安定していると考えられ、投資家や金融機関にとって信頼性が高い企業とされます。

純資産は、企業が将来的に得られる利益の源ともなります。企業が赤字を出している場合には、純資産が減少することになり、企業の信用が低下する可能性があります。

そのため、企業経営においては純資産を適切に管理することが重要となります。


収益


収益とは、企業が商品やサービスを提供することによって得られる売上高や利益のことを指します。

売上高は、商品やサービスの提供によって得られる収入の総額を示し、営業外収益は、主な業務に直接関連しない収益を指します。

例えば、不動産の売却益や金融商品の売却益などが挙げられます。

企業が持続的な成長を達成するために、収益は必要不可欠な要素となります。

企業は、収益を増やすためには、商品やサービスの販売量や価格の向上、新商品や新サービスの開発などを行う必要があります。

また、収益を維持するためには、顧客満足度の向上や品質の維持、競合他社との差別化なども重要な要素となります。

企業の業績を測るための指標としても収益は利用されます。

収益の高さは、企業の業績が良好であることを示し、投資家や株主からの信頼を得ることができます。

一方で、収益が低下してしまうと、企業の業績が悪化し、株価の下落や投資家からの離反などが起こることもあります。


費用


費用は、企業が商品やサービスを提供するために必要な支出であり、収益を上げるためには必要な投資となる場合がありますが、不要な費用の増加は収益を圧迫することになります。

費用の中には、直接的に商品やサービスを提供するための直接費用と、間接的に提供するための間接費用があります。

直接費用は、原材料や人件費などの直接的に商品やサービスを提供するために必要な支出であり、一方で間接費用は、事務所の光熱費や広告宣伝費など、商品やサービス提供に必要ではあるが、直接的な関係がない支出です。

企業は、費用の中でも無駄な費用を削減し、収益を最大化することが求められます。

3. 勘定科目の設定方法


勘定科目の設定方法は、企業が行っている業務の種類や規模、業態によって異なります。

例えば、製造業の場合は原材料や製品などの在庫が必要となるため、在庫勘定を設定する必要があります。

一方で、サービス業の場合は在庫を持たないため、在庫勘定は必要ありません。

勘定科目の設定は、会計ソフトウェアなどを利用して行われることが多いです。

一般的に、会計ソフトウェアには事前に用意された勘定科目があるため、その中から適切なものを選択することができます。また、独自の勘定科目を追加することもできます。

また、勘定科目の設定は、企業の業務内容や税務上の観点からも重要です。

例えば、税務署は、企業が設定した勘定科目が適切かどうかを確認することがあります。

適切な勘定科目を設定することで、企業の会計処理を正確かつスムーズに行うことができます。



財務諸表について

1. 財務諸表とは何か?


財務諸表とは、企業が一定期間内に行った経済活動の結果を数値化して表したもので、企業の財務状況を把握するための重要な情報源です。

財務諸表には、損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書などがあります。

この章で財務諸表についてより詳しく説明していきます。

2. 財務諸表の種類


損益計算書


損益計算書は、一般的には期首の在庫、受注、売上高、販売費用、営業外収益、売上原価、一般管理費用、減価償却費用、営業利益、営業外損益、税金、当期純利益などの項目が記載されます。

これらの項目は、企業の業種や特性によって異なることがあります。

例えば、製造業の場合は原材料の仕入れや製品の製造費用を含む原価計算が必要であり、また、サービス業の場合は賃金や広告費用などの費用が重要な項目となります。

損益計算書は、期首から期末までの一定期間の収益と費用を計算するため、企業の成長や利益獲得のための重要な情報源となり、貸借対照表とともに、財務分析の重要な材料となります。

また、投資家や株主は、企業の業績や収益力を確認するために、損益計算書を参照することが多いです。


貸借対照表


貸借対照表とは、企業の資産、負債、純資産の状況を一定期間内において表したものです。

貸借対照表は、企業の資産と負債の状況を示す「貸方」と「借方」の勘定科目をそれぞれ対比させて、ある一定期間における企業の財務状況を表します。

貸方には資産が、借方には負債や純資産がそれぞれ記載されます。

また、企業の収益性や経営安定性を判断するための重要な情報源であり、その分析を通じて、企業の資産や負債の構成、資本構成、資金繰りの状況などを把握することができます。

さらに、過去の貸借対照表との比較によって、企業の経営状況の変化や傾向を把握することもできます。

また、投資家や債権者などが、企業の財務状況を評価するために利用することもあります。

3. 財務諸表の作成方法


財務諸表の作成方法は、企業の業種や規模、業務内容によって異なります。

一般的には、会計ソフトウェアなどを利用して作成され、一定期間の取引履歴を蓄積していきます。

作成にあたっては、正確な会計処理や適切な勘定科目の設定が必要不可欠です。

具体的な財務諸表の作成には、以下の手順が必要です。

会計処理の実施


企業は、日々の取引を仕訳として記録し、勘定科目ごとに集計します。

これにより、各勘定科目の残高や収支状況を把握することができます。

試算表の作成


各勘定科目の残高や収支状況をまとめた試算表を作成します。

試算表は、財務諸表の作成に先立って、企業の財務状況を把握するために作成されます。

損益計算書の作成


企業が一定期間内に行った収益と費用を比較し、その差額である利益や損失を計算した損益計算書を作成します。

損益計算書は、企業の収益力や経営成績を把握するための重要な財務諸表です。

貸借対照表の作成


企業の資産、負債、純資産の状況を一定期間内において表した貸借対照表を作成します。

貸借対照表は、企業の財務状況を把握するための基本的な財務諸表であり、企業の経営方針や経営戦略の評価に役立ちます。

財務諸表の精査と修正


財務諸表の作成後には、精査が行われます。

誤りや不備があれば修正が行われ、正確な財務諸表を作成するための努力を続ける必要があります。

仕訳について

1. 仕訳とは何か?


仕訳とは、企業が行った経済活動を会計処理するために、借方と貸方にそれぞれ帳簿に記録することです。

仕訳は、財務諸表の作成に必要不可欠な手順であり、正確な仕訳処理が行われることで、企業の財務状況を正確に把握することができます。

2. 仕訳の種類


借方と貸方


借方と貸方は、会計の基本的な考え方であり、会計処理において必ず守られるルールです。

借方と貸方は、それぞれ会計科目の特性に応じて使い分けられます。

具体的には、借方には資産や費用、貸方には負債や資本、収益などが該当します。

例えば、売上を記録する場合、売上は収益であるため、貸方に記録します。一方、売掛金は受け取りをまだ行っていない債権であり、負債であるため、借方に記録します。

借方と貸方の金額は必ず等しくなければならず、これを「借方=貸方の原則」といいます。

この原則は、仕訳の正確性を保証し、バランスを保つために重要です。

仕訳が不均衡な場合、バランスシートや損益計算書に誤りが生じ、会計上の問題となるため、正確な仕訳が必要です。


複式簿記


仕訳は、複式簿記という方法で行われます。

複式簿記では、借方と貸方にそれぞれ金額を記入することで、全ての取引において勘定科目の変化が対応して記録されます。

例えば、現金を使って商品を購入する場合、現金が減少するために借方に、商品の在庫が増加するために貸方にそれぞれ記入されます。

このように、借方と貸方に金額を記録することで、取引の全体像を正確に把握することができます。

また、複式簿記では、仕訳の記録において勘定科目の誤りを発見しやすくなるため、誤りを早期に修正することができます。

例えば、借方と貸方の金額が一致しない場合や、勘定科目が間違っている場合には、すぐに誤りを発見し、修正することができます。

このように、複式簿記を使用することで、正確な経理を行い、企業の財務状況を正確に把握することができます。

3. 仕訳の記帳方法


仕訳の記帳方法は、企業によって異なりますが、一般的には以下のような方法があります。

まず、取引内容を記録する方法としては、現金出納帳や売掛帳、買掛帳などがあります。

現金出納帳は、現金の収入や支出を記録する帳簿で、売掛帳は商品やサービスを売った際の未回収金額を記録する帳簿、買掛帳は商品やサービスを購入した際の未払金額を記録する帳簿です。

これらの帳簿は、手書きで記録する場合と、Excelなどの表計算ソフトを利用して作成する場合があります。

また、会計ソフトウェアなどを利用して、自動的に仕訳を記録する方法もあります。

会計ソフトウェアは、取引データを入力することで、自動的に仕訳を作成してくれます。

この場合、手動で記録する方法と比べて、記録の正確性が高まり、時間と手間が節約できるという利点があります。

仕訳の記録は、原則として取引が発生した時点で記録する必要があります。

これにより、企業の財務状況を正確に把握することができます。

また、取引内容を記録する方法や会計ソフトウェアの設定においても、適切な勘定科目を選択することが重要であり、正確な会計処理を行うために欠かせない要素です。

損益計算書について

1. 損益計算書とは何か?


損益計算書とは、企業が一定期間内に行った収益と費用を比較し、その差額である利益や損失を計算したものです。

損益計算書は、企業の営業成績を評価するための基本的な財務諸表であり、企業の収益力や経営成績を把握するための重要な情報源で、売上高、売上原価、販売費及び一般管理費、営業利益、経常利益、税引前当期純利益、当期純利益などの項目から構成されます。

売上高は、企業が一定期間内に実際に売り上げた商品やサービスの金額を表し、売上原価は、その商品やサービスを提供するために必要な原材料や人件費などの費用を表します。

販売費及び一般管理費は、営業活動や管理活動にかかる費用を表し、営業利益は、売上高から売上原価や販売費及び一般管理費を差し引いた金額を表します。

経常利益は、営業利益に金融費用や税金などを加算または減算した金額を表します。

税引前当期純利益は、経常利益に法人税や事業税などを減算した金額を表し、当期純利益は、税引前当期純利益から特別利益や特別損失などを加算または減算した金額を表します。

2. 損益計算書の作成方法


損益計算書の作成方法は、会計ソフトウェアを使って自動的に作成することができます。

しかし、ソフトウェアを使わずに手作業で作成する場合には、以下の手順に従います。

まず、収益と費用を区別し、それぞれを集計します。収益には、製品の販売やサービスの提供による売上高、投資や資産の売却による利益などが含まれます。

一方、費用には、原材料費、人件費、広告宣伝費、賃借料などが含まれます。

次に、収益と費用を損益計算書の形式に従って並べ、計算します。損益計算書の形式には、以下のようなものがあります。

【損益計算書の形式】

売上高

└─ 売上原価

└─ 総利益

└─ 販売費及び一般管理費

└─ 営業利益

└─ 財務収益及び財務費用

└─ 経常利益

└─ 特別利益及び特別損失

└─ 当期純利益

最後に、損益計算書に必要な情報を記入し、財務諸表と同様に監査済みのものを作成します。

貸借対照表について

1. 貸借対照表とは何か?


貸借対照表は、企業の資産、負債、純資産の状況を一定期間内において表したもので、会社の財務状況を把握するための基本的な財務諸表の一つであり、企業の経営方針や経営戦略の評価に役立ちます。

貸借対照表は、左側に資産、右側に負債と純資産を表示しています。

資産とは、企業が所有しているもので、例えば現金や有価証券、債権、棚卸資産、不動産、設備などがあります。

一方、負債とは、企業が他者に対して負担している義務であり、例えば借入金、未払金、税金、社員給与などがあります。

また、純資産とは、企業が所有する資産から負債を差し引いたもので、例えば株主資本や利益剰余金があります。

2. 貸借対照表の作成方法


貸借対照表の作成方法は、企業の業種や規模、業務内容によって異なりますが、一般的には以下の手順で作成されます。

会計帳簿の作成:会計帳簿を作成し、取引履歴を記帳します。記帳には、仕訳帳、総勘定元帳、補助元帳などがあります。

決算整理:貸借対照表作成時点までの各勘定の残高を算出し、決算整理表にまとめます。決算整理表には、各勘定の期首残高、期末残高、増減額などが記載されます。

貸借対照表の作成:決算整理表をもとに、貸借対照表を作成します。貸借対照表には、期首残高、期末残高、増減額、資産と負債の各項目の内訳などが記載されます。

貸借対照表の作成には、正確な取引履歴の記録が必要であり、日々の会計処理に正確性が求められます。

また、決算整理においては、各勘定の期首残高や期末残高を正確に算出することが重要です。

貸借対照表は、会計期間の末日に作成され、決算日時点での企業の財務状況を反映しており、企業の経営方針や経営戦略の評価に重要な役割を果たします。

まとめ

会計には、主に財務諸表の作成が含まれます。財務諸表には、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書があります。

損益計算書は、企業の収入と費用を比較して、一定期間内における利益や損失を計算するものです。利益や損失は、企業の経営状態や収益性を把握する上で重要な指標となります。

貸借対照表は、企業の資産、負債、純資産の状況を表したものです。企業の財務状況を把握するための基本的な財務諸表の一つであり、企業の経営方針や経営戦略の評価に役立ちます。

キャッシュフロー計算書は、企業の現金の流れを表したもので、現金の収入と支出、およびキャッシュフローの変動の原因を明らかにします。

また、会計帳簿の作成と仕訳には、借方と貸方の概念があり、複式簿記を用いて取引履歴を正確に記録する必要があります。

以上のように、会計は企業経営において欠かせない要素であり、正確な記録や分析によって企業の経営を支援する重要な役割を担っています。

会計とは、企業や個人の経済活動を定量的に測定し、それを情報として提供することです。会計情報は、投資家や貸し手、政府など、様々なステークホルダーにとって非常に重要なものです。

この記事を通じて、会計の基本的な概念や用語、実務について理解することができました。会計は、企業や個人の経済活動において非常に重要な役割を果たしているため、正確かつ適切な会計処理を行っていきましょう。




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